当社はミクロン台の寸法精度を要求される、デジタルカメラ鏡筒部品などの光学関連をはじめ、自動車電装部品や内外装部品など、多岐にわたり生産しております。
自動車用エアコン部品に使われるPPS部品は、金型内真空引き成形技術を採用し、年間2000万個以上の実績があります。
またHV向け自動車の部品においては22個のインサート成形を他軸ロボットを2台駆使し、全自動24時間の生産体制を安定した品質および供給を実現しております。
4M変動管理を徹底的に行っております。4Mとは、Man(人)、Machine(設備)、Material(材料)、Method(方法)の変化に基づいた品質管理の事を指します。
常にこの4つの変化に細心の注意を払い、トラブルの未然防止に努めています。
また、初回製造品には検品を実施するなどの取り組みもおこなっております。また電動機の導入により、安定したハイサイクルを実現します。
南信化成では自社工場、仕入先・外注先を問わず、すべての不良品を集積・分析し、再発防止を心掛けています。不良品が多発する場合は、工場監査による指導を行っており、常に品質改善を心がけております。
また製品測定・品質管理においては、専用のテクニカルセンターを建設し、温度管理がされた環境での測定・管理をしております。
これから品質に対しては、日本にとどまらずにグローバルスタンダード(国際規格)で対応をしていかなければいけません。
国際規格のISO9001(品質マネジメントシステム)を取得し、品質管理のより一層の充実を目指しています。